最終更新日 2024年11月20日
大学受験の家庭教師は実は特殊です。
なぜかというと、高校受験のように、受験生全員が県立高校受験なら5科目、私立高校受験なら3科目で深さも決まっているというある程度中学生の内容を画一的に教えるのとは訳が違い、たいていの大学は3科目ではありますが、内容は深く、そして、各大学ごとに、出題傾向や答え方が違うからです。
つまり大学ごとに癖があります。
そのようなことを理解したうえで、大学受験の家庭教師を探す必要があります。
一般的には、受験する大学の生徒にお願いするのが一番です。
受験大学の在学生なら、自分自身も同じ受験経験をしてきたことだし、今もなおその大学に通っているために、家庭教師の授業を受けながら何かと便利なことが多いからです。
例えば、
「そろそろ大学の受験説明会が始まったよ、君も行ってごらんよ」
「今日から当大学の願書の提出期間だよ。」
ということや、中には、大学の入試課へ
「どんな受験対策をとればよいのか」
を聴いてきてくれる熱心な先生もいます。
さらになんといっても、授業を受けながら、生徒が講師から大学の文化祭の話や名物先生の講義の話などの話を聞きながら、
「僕もこの大学に入りたいなぁ」
とモチベーションがあがるところが良いことです。
そういう場合は、やはり、合格率は高いです。
一方で、そうは言っても、なかなか身近に生徒が希望している大学の学生がいない場合はどうしたらよいのか?というと、今度は、生徒が希望としている大学の学部よりも、講師に選ぶ先生の大学の学部のほうがレベルが上の大学の生徒を家庭教師に選ぶのが一番です。
なぜなら、レベルが上なら、生徒が受ける大学の問題をある程度スラスラと解くことができるからです。
ただし、そうであっても、できれば科目ごとに、その科目が得意な先生を雇うと良いでしょう。
なぜなら、3科目といえども一人の先生がすべての受験科目を教えるのには、内容が深すぎて、得手不得手があるからです。
そのため、できれば1科目ずつ別の先生に教えてもらうのが理想的です。
そのときに注意することは、各先生方が来る日が違うので、まったくお互いに何をしているのかわかりませんが、それをそれぞれの先生方が配慮して補うようにする性格の先生たちを探せれば最高です。
なぜなら、どうしても一人の生徒をめぐって、先生の「受け」はどちらが良いのか?ということに気持ちが行ってしまい、肝心な大学受験がおろそかになってしまったら意味がないからです。
そうこうしながら、生徒の大学受験をそれぞれの先生の力の結集で進められたときに、大学合格が近づきます。
コチラ→静岡 家庭教師